サポレコ導入するためのPC・タブレットにかかる費用は?

サポレコを導入するためにベストな環境を構築するために必要なものを考えていきます。

目次

①パソコン

サポレコはWEBアプリなので、インターネットに繋げる環境は必須です。おそらくパソコンがないという事業所はないのでしょうか?ただし、ブラウザが「IE(インターネットエクスプローラー)」を使用している所はまだそれなりにあるかと思います。これは請求ソフト(国保連ソフト)の関係で使用せざる得ないからです。しかしIEはサポートも終了が見えており、マイクロソフトも後継である「edge」への移行を促しています。日本の役所関連はIEが異様なシェアを占めてますが、これも順次(3年以内位)「Chrome」等に移行されると思います。ただ、今はブラウザを2つ用意し、請求業務のみ「IE」を利用するという形が良いでしょう。オススメブラウザはやはりシェア5割以上のgoogleが開発・運用している「Chrome」です。

②WIFI環境

WIFIを建物内に満遍なく電波をカバーするのはひと昔前は「中継機」というものを使っていたのですが、これも技術が進歩して「メッシュWIFI」というのが登場しています。特に「TP-LINK」はこの分野で強く、その商品性能は定評があります。私もこれを使いだしてから「WIFI電波入らないことはない状態」の家になりました。設定も簡単(専用アプリで簡単に管理できます)で、非常にオススメな商品です。

③Apple社製端末(ios端末)

Apple社製の端末で「記録 de voice」を利用して「サポレコ」にCSVデータを読み込ませます。Appleと聞くと「価格が高い」というイメージがありますが、OSのサポートの長さを考慮すると、Androidよりもお得になることもしばしばあります。また、2021年10月1日現在でも、「アイフォンSE第一世代(2016年発売)」で最新のios15を導入することができ、回転の早い携帯端末業界では異例の長さのサポートぶりです。そして、Apple商品は中古市場が充実しているため、年代落ちは安く入手することも可能です。ちなみに日本のスマホ市場のアイフォンシェアは2021年現在、5割以上と世界の中でもトップクラス(というか1位)です。

以上の①②③があれば、「サポレコ」は快適に利用できます。

IT化の総額は???

最後にこれらを準備するのにどれくらいの金額がかかるか?を考えてみます。

前提:建物500㎡3階建・1日出勤現場職員6名

①パソコン

「windows10」がインストールされているパソコン:約50000円

②WIFI環境

「TP-LINK」のメッシュWIFIを9ユニット:約80000円

③Apple社製端末

中古のアイフォン8(64GB)を6台:約120000円

合計250000円

パソコンは既存のものを利用するのがほとんどなので、おおよそ20万円で快適利用できる環境ができるかと思います。

また、最近はSIMフリーの格安携帯が月額1000円以下で利用できるプランも多くあります。音声入力のデータ容量はたいしたことはないですし、速度制限かかっても十分に反応してもらえますので、WIFI環境が無理ならこれらを利用するのもアリかと思います(手続きや管理が少々面倒ですが、、、)。

ひと昔前と比べ、ICT化に関わる費用は安くなっています。しかし性能は格段に上がっています。メッシュWIFIは本当に衝撃でした。10年前に◯百万円使ってICT化したから、、、と最新の動向を無視したものを使用していると、実はすごく非効率的になっているかもしれません。是非一度施設のICT化を見直してみることをオススメします。

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「サポレコ」管理者

介護業界に現場目線でICT化を推進するために2021年3月起業し、介護記録WEBアプリ「サポレコ」を運用しています。このページでは介護のことやICTのことについてラフな感じで記しています。

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