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介護コラム
「事故報告書」と「ヒヤリハット」
厚生労働省介護保険最新情報(VOL1943・2021/3/19) 上のリンク先の厚労省通達にもあるのですが、行政に報告する事故、これが「事故報告書」となります。そしてそれ以外は「ヒヤリハット」という枠組みです。 例えば、転倒して様子見となった場合は、ヒヤリハットです。転倒して医師の指示により何らかの処置をした場合(湿布を貼るなど)は、事故報告書です。 この境目、国がきちんと提示しているのもかかわらず(それも運用し易いような形で)、オリジナルルールを策定している施設が多いです。 【】 特に古くか... -
ICT化コラム
介護ソフトも「オールインワン」から「機能を選んでいく」時代へ
【】 例えば、スマートフォンには「標準装備」されているアプリが初めからいくつかありますが、特定の機能(SNS、写真の加工、ショッピングなど)については、自分で探し、マッチしたものをインストールしていると思います。 LINEの人もいれば、Facebookの人もいる、AMAZONの人もいれば、楽天の人もいる、という感じで、利用シーンによって、その人その人ごとに「カスタマイズ」されているのが当たり前となっています。 仕事で使うソフト、、、これも本来であればそのように選択されるべきです。しかし、日本では... -
介護コラム
なぜ「ケア記録」で文章を重視する?
【】 一番生産性が高い情報のやりとりは、「出力は音声で行い入力は文字で読む」 根本はこれになります。 ・書く(タイプする): 70文字/分(出力)・話す・聞く: 300文字/分(出力・入力)・読む: 600文字/分(入力) というのが、人間の一般的な入出力の1分あたりの「文字数」になります。そして「学習効果」の最も高い方法は、「学んだことを人に教える」です。人に教えるには自分の言葉で伝える必要がありますので、身になっていないとできません。それ故に真剣に学びます。 私は有料で現場ケアのキャリアを...