採用は「急がば回れ」が大切?
スタッフ採用は介護業界にとって最も重要な業務であるといえます。
介護という仕事は典型的な労働集約型産業であるため、働き手の確保は事業の存続に直結します。
そのため、人員不足になると冷静な判断ができなくなり、少々問題がありそうな方でも採用してしまう、ということも珍しくありません。
また、いわゆる経験者という肩書きに弱く、 即戦力候補として雇い入れる場面も多くあります。
このような感じで、採用計画が行き当たりばったりのような形がとられている事業所は決して少なくりません。
しかしこのように行き当たりばったりの計画ではいつまでたっても安定した人員定着とはなりません。
やはりそこにはきちんとした基準を設けて採用計画を立てていくべきだと考えます。
採用で注意しておきたいこと
ではどういった基準を大事にすれば良いのか?ということなのですが、 これは経験はそれほど重要視しない方が良いです。
それよりも重要視しなければいけないのはその人の素養です。
ではどんな素養を選ぶべきなのか?ですが、 これはわかりやすい判断として「人の悪口を言わない」という素養を重要視して下さい。
これは経験則になってしまうのですが、人の文句を言うことに対してためらいがない人、こういった人はほぼ間違いなくトラブルメーカーになります。逆に、悪口を全然言わない人、こういう人はトラブルメーカーになる可能性は非常に低いです。
そして「人の悪口を言わない素養」がある人は、 たとえ未経験でも躊躇なく採用することをお勧めします。
採用後に教育ができるか?が大事
未経験であれば技術を教えれば良いだけです。教えられる仕組み・学べる仕組み、それらを作るのが管理者やリーダーなど幹部の重要な業務です。
ということで、 スタッフ採用する際は「経験よりも素養を重視」 して臨んでみることをオススメします。